日本競馬史上最強馬が敗れた。


レース前かなりの確率で勝てると思った。
体もかなり出来ていると思った。
しかしTVに映し出された騎手は口に手をあて「シーー」と言っているようだった。
日本人が場所も考えずに声援を送っているんだと推測できた。


レースが始まり押し出されるように2番手へ。
日本ではいつも最後方にいるんだけど、展開的にそうなったのだろう。


最後に直線に入り、ライバルといわれていた者達は内であがいており楽な手ごたえで先頭へ。
いつもなら突き抜けるのだがなぜか伸びない。
外から伏兵に迫られ残り100mで差される。万事休す、残念無念。


私なりの敗因を考えた。
結論は、斤量だ。あの小さな体には酷すぎる斤量、そして伏兵との斤量差。


TVを見ていて、敗戦後に無理やりインタビューを取ろうとする無神経なレポーターに怒りを覚えた。


今回のレースで世界の競馬の底力を見た。
本当に日本の馬が勝てる時が来るのだろうかとさえ思った。


しかしこの敗戦で終わって欲しくない。
この悔しさを来年晴らして欲しい。
ディープインパクトが敗れたままでは日本競馬に未来はない!!